大崎歯科医師会について
健康な口腔(こうくう)をめざして
大崎地域の方々の歯と口の健康づくりに寄与する目的で、大崎市の協力のもと「大崎口腔保健センタ-」が平成20年10月にオ-プンしました。
乳幼児期・学童期・青年期・壮年期・高齢期の各ライフステ-ジを対象とした歯科保健指導の提供、歯科健康教育などが行われます。
歯科休日診療は昭和57年より旧古川市、三本木町にてのみ行われてきましたが、大崎口腔保健センタ-の開設により設備内容も充実し 、大崎地域の皆様がご利用しやすくなりました。
また、高齢者の方の生活の質の向上に口の健康が大きく関わっていることから、在宅で寝たきりのために通院困難な方は、お申し込みいただければ訪問しての診療も行います。
会長挨拶
今や日本人の平均寿命は、男性80.21歳、女性86.61歳となっています。長寿は喜ばしいことなのですが、近年、平均寿命の延びが健康な高齢者の増加に繋がらないことが問題となってきています。約10年間は要介護の状態で過ごさなければならない状況にあり、健康で自立して生活できる「健康寿命の延伸」が重要な課題となっています。
歯科医師会では、最期まで自分の口からおいしいものを食べられるよう平成元年から「8020運動」を提唱しています。80歳になってもほとんどの種類の食物を噛みくだくことのできる20本以上自分の歯を保とうとするものです。地域の方々の口腔の健康に対する理解が得られたこともあり、8020達成率が平成5年では10.9%でしたが平成23年には38.3%になっています。 日本歯科医師会の調査によると、多くの噛める歯を有している人は平均寿命が長いこと、さらに8020達成者は非達成者に比較して、たとえば背筋が伸びている、自分で自転車を運転する、外に出て友人と楽しい時間を過ごす、携帯電話所有率が高い等、社会とかかわり、積極的に人生を楽しんでいることが明らかになりました。また、歯周病が、アルツハイマー病、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病、リウマチ、がん、肥満など全身の健康に大きく関わっていることもわかってきました。
大崎歯科医師会としては、口と歯の健康づくりを通して地域の方々が生きがいのある生活を過ごせるように貢献していきたいと考えています。
大崎歯科医師会は、大崎市、加美郡、遠田郡にて開業または勤務している約80名の歯科医師を会員として組織されております。本会は平成6年に法人設立の許可を受け、平成20年に大崎市の協力のもとオープンした「大崎口腔保健センター」を拠点とし 乳幼児期・学童期・壮年期・高齢期の各ライフステージを対象とした歯科保健事業を行ってきております。
また、日曜日・祝日の歯科救急医療の受け皿である「歯科休日診療」、寝たきりなどの理由で歯科医院への通院が困難な方への「在宅訪問歯科診療」などの事業も行っておりますので、お困りのことがありましたら大崎口腔保健センターに問い合わせしていただくようお願いいたします。
一般社団法人大崎歯科医師会 会長 戸田 愼治
役員紹介
役職 | 氏名 | 担当 |
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会長 | 戸田 愼治 | |
副会長 | 前原 雄二 | |
副会長 | 野田 清一 | |
専務理事 | 千葉 昌一 | |
理事 | 加藤 清 | 会計 |
県理事 | 印南 洋伸 | 宮城県歯科医師会理事 |
理事 | 曽根 憲一 | 総務 |
理事 | 津野田 潤一 | 公衆衛生 |
理事 | 横内 裕之 | 社会保障 |
理事 | 遠藤 聡 | 学術 |
理事 | 日野 晃 | 医療管理・厚生 |
理事 | 青田 弘 | 学校歯科 |
理事 | 佐藤 直毅 | 広報 |
理事 | 川村 洋 | 地域医療 |
理事 | 森 拓也 | センター運営 |
監事 | 駒形 貴 | |
監事 | 栗生 守好 | |
監事 | 虻江 勝 |
令和5年6月より